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原油先物約1%上昇、OPECプラス大幅減産を引き続き材料視

2022年10月07日(金)07時00分

 10月6日、原油先物は約1%上昇し、3週間ぶり高値を更新。写真はカイロのガソリンスタンドで2016年2月撮影(2022年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 原油先物は6日、約1%上昇し、3週間ぶり高値を更新。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」による日量200万バレルの減産合意が引き続き材料視された。

北海ブレント先物の清算値は1.05ドル(1.1%)高の1バレル=94.42ドル。米WTI先物は0.69ドル(0.8%)高の88.45ドル。

ライスタッド・エナジーのシニアバイスプレジデント、ホルヘ・レオン氏はOPECプラスの減産は相場に「重大な影響」を与えると指摘。「今年の12月までに北海ブレントは1バレル100ドル超の水準に達するだろう。当社は従来予想の89ドルを引き上げた」と述べた。

米ゴールドマン・サックスはOPECプラスの決定を受け、22年の原油価格の予想を99ドルから104ドルに、23年の予想を108ドルから110ドルに引き上げた。

一方、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は、実際の減産幅は日量約100万─110万バレルにとどまるとの見方を示した。サウジは約50万バレルの減産を行う。

ロイター
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