ニュース速報

ワールド

英、オミクロン対応2価ワクチン承認 世界初 モデルナ製

2022年08月16日(火)08時44分

英政府は15日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株と派生型に対応する「2価」ワクチンを承認した。同ワクチンの承認は世界初。英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)によると、米モデルナ製で、成人向けブースター(追加)接種で使用される。(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

[ロンドン 15日 ロイター] - 英政府は15日、新型コロナウイルスの従来株とオミクロン変異株に対応する「2価」ワクチンを承認した。同ワクチンの承認は世界初。英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)によると、米モデルナ製で、成人向けブースター(追加)接種で使用される。

英国は9月から追加接種キャンペーンを実施する見通し。英政府の諮問機関であるワクチン・予防接種合同委員会(JCVI)は50歳以上や医療従事者、高リスクの人を対象にするよう提言している。

英国保健安全保障庁(UKHSA)の試算によると、これまでに少なくとも2回のワクチン接種を済ませている約2600万人が対象となる見通し。

MHRAは今回の承認について、追加接種によって従来株とオミクロン株「BA.1」の両方に対して「強い免疫反応」が見られたことを示す臨床試験のデータを基に判断したと説明。

また、現在主流となっているオミクロン株の派生型「BA.4」と「BA.5」に対しても「良好な免疫反応」が見られることが予備的な分析で示されているとした。

モデルナは、オーストラリアやカナダ、欧州連合(EU)でも数週間中に承認を獲得する見通しとした。

EUの欧州医薬品庁(EMA)当局者はこれまでに、変異株対応ワクチンが9月までに承認されるという認識を示し、この秋の追加接種ではBA.1を標的としたワクチンを使用する用意があると示唆している。

一方、米食品医薬品局(FDA)は米国内で今後使用するワクチンをBA.4とBA.5に対応させるよう求めている。

米ファイザーと独ビオンテックもオミクロン株対応ワクチンの試験を行っている。

*システムの都合で再送します。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

160人候補者擁立、自民党と正面から戦う=衆院選で

ワールド

仏、グリーンランドでのNATO演習を要請 参加の意

ビジネス

再送東電、柏崎刈羽原発6号機を午後7時以降に再稼働

ワールド

タイ、金取引に上限導入へ バーツ高抑制=中銀総裁
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」の写真がSNSで話題に、見分け方「ABCDEルール」とは?
  • 2
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 3
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で国境問題が再燃
  • 4
    「耳の中に何かいる...」海で男性の耳に「まさかの生…
  • 5
    「死ぬところだった...」旅行先で現地の子供に「超危…
  • 6
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の…
  • 7
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 8
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 9
    飛行機よりラク? ソウル〜釜山「110分」へ――韓国が…
  • 10
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 7
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 8
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 9
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中