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イラン、フォルドウ施設でウラン濃縮加速を準備=IAEA

2022年06月21日(火)11時26分

国際原子力機関(IAEA)の内部報告書によると、同理事会が今月、イランの未申告の施設からウラン粒子が検知された問題に懸念を示す決議を採択したことに対して、イランがウラン濃縮を加速させるため、中部フォルドウの地下施設で高性能遠心分離機「IR6型」使用を準備している。写真は2021年6月、オーストリアのウィーンで撮影(2022年 ロイター/Leonhard Foeger)

[ウィーン 20日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)の内部報告書によると、同理事会が今月、イランの未申告の施設からウラン粒子が検知された問題に懸念を示す決議を採択したことに対して、イランがウラン濃縮を加速させるため、中部フォルドウの地下施設で高性能遠心分離機「IR6型」使用を準備している。必要な濃縮度を効率良く得られるようになる可能性があるという。

IAEAが加盟国向けに用意した報告書をロイターが20日閲覧した。

こうした措置はイランが長くちらつかせてきたが、IAEA理事会の決議までは控えてきた動きだ。イラン核合意の再建に向けた米国とイランの間接協議が停滞する中、イランと西側とのさらなる緊張は協議に悪影響を及ぼし、イランの核活動の抑制や米国による制裁の解除への希望を打ち砕く可能性がある。

報告書によると、IAEAの査察官が18日、IR6型が連なる2つのカスケードの2つめに六フッ化ウランの注入をする準備ができていることを確認。イランは20日、IAEAにカスケードの作業プロセスが19日に始まったことを通告したという。

報告書は、この作業でイランが目指すウラン濃縮度についてイランがIAEAに明らかにしていないとしている。IAEAはこの部分をロイターに確認した。イランはこれまでにIAEAに対し、IR6型の2つのカスケードが5%ないし20%の濃縮のために用いられる可能性があると通告している。

ロイター
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