ニュース速報

ワールド

米英加EU、対ベラルーシ制裁 「自国民への抑圧やめよ」

2021年06月22日(火)02時30分

米財務省は21日、ベラルーシ政権による人権侵害と民主主義抑圧に対し、ルカシェンコ大統領の側近を含む16人の個人と5団体に対する制裁措置を導入すると発表した(2021年 ロイター/Mike Segar)

[ルクセンブルク/ワシントン 21日 ロイター] - 米国、英国、カナダ、欧州連合(EU)は21日、ベラルーシ政権による人権侵害と民主主義抑圧に対抗するため、ベラルーシへの制裁を発動したと発表した。

共同声明では、ベラルーシに対し「自国民に対する抑圧」をやめるよう呼び掛けると同時に、ルカシェンコ大統領に対し、5月23日に発生したライアンエア機の強制着陸に関する国際調査に協力するよう求めた。

米財務省は、ルカシェンコ大統領の側近や大統領報道官、上院議長など16人の個人と5団体に制裁。「暴力と抑圧のエスカレーション」に対する措置とし、これにはライアンエアが運航する民間機を強制着陸させ反体制派ジャーナリストを拘束したことも含まれると表明した。

EUは外相理事会で、ベラルーシ当局者やロシアの富豪ミハイル・グツェリエフ氏など78人と7団体に対する渡航禁止と資産凍結を決定。オーストリアのシャラー外相は「国家による空の海賊行為という無慈悲な行為の結果、われわれはねじを締めなければならない。ベラルーシの国民ではなく国家の経済部門を標的にする」と語った。

制裁を受け、ベラルーシのドル建て10年債は5%近く急落。新型コロナウイルス禍に見舞われた昨年3月以降で最大の下げとなった。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米政権がハーバード大を新たに調査、学生の「差別」巡

ワールド

米・イラン協議、双方の主張に矛盾 「合意目前」「協

ビジネス

米国株式市場=大幅反発、トランプ氏の攻撃延期表明で

ビジネス

最も可能性の高い道筋は一つでない、金利巡り=SF連
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店員も「なすすべなし」の暴走モード
  • 2
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」した──イスラエル首相
  • 3
    「胸元を強調しすぎ...」 米セレブ、「目のやり場に困る」黒レースのドレス...豊胸を疑う声も
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 6
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下…
  • 7
    スウェーデン次期女王ヴィクトリア皇太子、陸軍訓練…
  • 8
    「カメラの目の前」で起きた爆発の瞬間...取材中の記…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 10
    イラン戦争の陰で悪化する「もう1つの戦争」とは?
  • 1
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 2
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公開...母としての素顔に反響
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 6
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 7
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 10
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中