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中国の北朝鮮向け輸出、3月は6カ月ぶり高水準 国境封鎖解除の兆し

2021年04月19日(月)19時50分

 中国税関総署によると、中国の3月の対北朝鮮輸出は1297万8000ドル相当と、6カ月ぶりの高水準となった。写真は中国と北朝鮮を結ぶ「中朝友誼橋」。2016年9月撮影(2021年 ロイター/Thomas Peter)

[北京 19日 ロイター] - 中国税関総署によると、中国の3月の対北朝鮮輸出は1297万8000ドル相当と、6カ月ぶりの高水準となった。新型コロナウイルス感染抑制のための国境閉鎖が緩和されたとみられる。

輸出額は2月の3000ドルから急拡大。1─2月合算の3万3000ドルに比べても400倍近くに達した。

輸出金額は昨年9月の1888万2000ドル以来の高水準となった。

一方、3月の北朝鮮からの輸入は130万8000ドル。2月は175万ドルだった。

北朝鮮は昨年、国境を越える移動をほぼ全面的に禁止し、英国、フランス、ドイツなどは北朝鮮駐在外交官を出国させた。

しかし、数週間前から国境封鎖を緩和する動きがみられる。北朝鮮専門サイトのNPプロによると、中国と行き来する船舶が増え、北朝鮮側では国境近くの空港などで検疫施設が建設されつつある。

NKプロのマネジングディレクター、チャド・オーキャロル氏は、北朝鮮が貨物の輸出入を準備している兆候があるとし、肥料を必要とする農家や、海外の原材料を求める工場、輸入食材が何カ月も入手できない状態の市民にとっては朗報になると述べた。

駐北朝鮮ロシア大使のマツェゴラ氏は先週、海外からの支援物資が中国側倉庫に留め置かれているが、北朝鮮が大規模な検疫用施設を建設中で、4月末までに完成する見込みだと述べていた。

オーキャロル氏は、輸入はまず医薬品や肥料、建設資材から再開されるとの見方を示した。

*内容を追加しました。

ロイター
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