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米ファイザー、11月下旬にコロナワクチン緊急許可申請
米製薬大手ファイザーは16日、ドイツのバイオ医薬品ビオンテックと共同で開発している新型コロナウイルス感染症ワクチンについて、11月下旬に米当局に緊急使用許可(EUA)を申請する公算が大きいと表明した。ニューヨークで2018年10月撮影(2020年 ロイター/ARND WIEGMANN)
[16日 ロイター] - 米製薬大手ファイザー
アルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は書簡で「良好なデータが得られれば、ファイザーは11月第3週に主要な安全基準が達成された後、直ちに米国で緊急使用許可を申請する」とした。
米モデルナ
トランプ大統領はこれまでも繰り返し、大統領選前にワクチンが用意できるとの見方を表明。ホワイトハウスのジャッド・ディア副報道官はファイザーの発表を受け、「トランプ氏は年内にワクチンが用意できると引き続き楽観視している」と述べた。
みずほのアナリスト、ダミル・ディバン氏は、ファイザーが政治ではなく科学に基づき意思決定が行われていることを示そうとしていると指摘。「ワクチンの市場投入は全体のごくわずかな部分にすぎない。人々が接種を受けたいと思うようにならなければならない」と述べた。
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