ニュース速報

ワールド

アルゼンチン国民の約半分が貧困、コロナで経済危機悪化=大学推計

2020年10月01日(木)14時57分

 アルゼンチン・カトリック大学(UCA)は30日、第2・四半期にアルゼンチン国民の半分近くが貧困状態にあったとの推計を発表した。写真はブエノスアイレスで8月撮影(2020年 ロイター/AGUSTIN MARCARIAN)

[ブエノスアイレス 30日 ロイター] - アルゼンチン・カトリック大学(UCA)は30日、第2・四半期にアルゼンチン国民の半分近くが貧困状態にあったとの推計を発表した。長期化している経済危機に新型コロナウイルス感染拡大が追い討ちをかけた形。

UCAによると、数カ月にわたる感染拡大抑制のためのロックダウン(都市封鎖)により、6月末までの貧困率は46─47%と、昨年末時点の40.8%から上昇した。

一方、アルゼンチン国家統計センサス局(INDEC)が半年毎に発表している統計によると、今年上半期の貧困率は40.9%と、昨年下半期の35.5%から大幅に上昇した。

UCAの研究者Agustn Salvia氏は「全体的な貧困が拡大している。われわれは昨年すでに貧しくなっていたが、今年は全員がさらに少し貧しくなった。また格差も拡大した」と述べた。

同氏は貧困率上昇の原因として、非正規労働者を中心に350万人の雇用が失われたことを挙げた。

貧困は月収が1万4718ペソ(193ドル)以下と定義されている。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

豪中銀、2カ月連続利上げ 5対4の僅差で決定

ビジネス

BofA、26年のブレント原油見通し77.5ドルに

ワールド

FRB議長の召喚状差し止め判断、政権が見直し求め申

ワールド

トランプ氏「イラン報復予想外」、情報当局は事前に警
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在の価値でどれくらい? 誰が何のために埋めた?
  • 3
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったのか?
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 6
    「筋肉はモッツァレラと同じ」...なぜウォーミングア…
  • 7
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 8
    幼い子供たちの「おぞましい変化」を克明に記録...「…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中