ニュース速報

ワールド

米韓合同軍事演習、コロナで規模縮小して実施へ=韓国メディア

2020年08月12日(水)12時28分

 韓国メディアによると、米韓は例年8月に行われる合同軍事演習を今週開始するが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、米国から兵士を動員せず、規模を縮小して実施する計画だ。写真は演習に参加する兵士。2019年11月韓国群山で撮影。米空軍提供(2020年 ロイター )

[ソウル 12日 ロイター] - 韓国メディアによると、米韓は例年8月に行われる合同軍事演習を今週開始するが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、米国から兵士を動員せず、規模を縮小して実施する計画だ。

両国は新型コロナの影響で米軍兵士の渡航に混乱が生じる可能性があることから、合同演習の調整を巡って協議を行ってきた。

演習には両国の兵士が多く参加するが、今回は実動演習よりも、コンピューターを使ったシミュレーションが中心となる。

聯合ニュースは合同演習について、16─28日に実施されると報道。規模が縮小される一方、日程は参加者を分散し、夜間の活動を最小に制限するため数日延長されたとした。

韓国国防省の報道官は、まだ計画は決定していないと述べた。在韓米軍からのコメントは得られていない。

米韓合同軍事演習は、北朝鮮が「戦争のリハーサル」だと非難し、注視している。ここ数年は北朝鮮の非核化に向けた米国の取り組みに配慮し、すでに規模が縮小されている。

今回の演習は、戦時作戦統制権(OPCON)の移管を巡り、韓国軍の統制権行使能力を評価する機会の場にもなる。文在寅大統領はOPCONの韓国軍への移管を政権の目標に掲げている。

現在は米国が統制権を握っているが、状況が整えば、韓国軍に移管することになっており、両国は3回の検証を行った上で決定することで合意。昨年に1回目が実施された。

しかし、中央日報によると、米国が新型コロナを巡る懸念から検証担当者を派遣しない意向を伝えたことから、今年は十分な検証が難しくなる可能性があるという。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ミネソタ州に兵士1500人派遣も、国防総省が準備命

ワールド

EUとメルコスルがFTAに署名、25年間にわたる交

ワールド

トランプ氏、各国に10億ドル拠出要求 新国際機関構

ワールド

米政権、ベネズエラ内相と接触 マドゥロ氏拘束前から
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰に地政学リスク、その圧倒的な強みとは?
  • 2
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で国境問題が再燃
  • 3
    DNAが「全て」ではなかった...親の「後天的な特徴」も子に受け継がれ、体質や発症リスクに影響 群馬大グループが発表
  • 4
    シャーロット英王女、「カリスマ的な貫禄」を見せつ…
  • 5
    AIがついに人類に「牙をむいた」...中国系組織の「サ…
  • 6
    「リラックス」は体を壊す...ケガを防ぐ「しなやかな…
  • 7
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 8
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 9
    中国ネトウヨが「盗賊」と呼んだ大英博物館に感謝し…
  • 10
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 6
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 7
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 8
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 9
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 10
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中