ニュース速報

ワールド

ナイジェリアのWTO事務局長候補、アフリカが「強力支援」

2020年07月01日(水)11時48分

 7月1日、世界貿易機関(WTO)の次期事務局長候補に名乗りを上げているナイジェリアのンコジ・オコンジョイウェアラ元財務相(写真)は、アフリカからの「強力な支援」を感じているとし、アフリカ各国首脳が候補者一本化に向け結束することに期待を示した。写真はパリで昨年7月撮影(2020年 ロイター/ )

[ジュネーブ 30日 ロイター] - 世界貿易機関(WTO)の次期事務局長候補に名乗りを上げているナイジェリアのンコジ・オコンジョイウェアラ元財務相は、アフリカからの「強力な支援」を感じているとし、アフリカ各国首脳が候補者一本化に向け結束することに期待を示した。関係者によると、オコンジョイウェアラ氏への支持は広がりつつある。

同氏は世界銀行に25年間以上勤めた経歴を持つ。

WTO事務局長職をめぐっては、アフリカ勢は過去に候補者の一本化に難航。これまでにアフリカ出身者や女性が務めたことはない。そのため、次はアフリカの番だとの機運も広がっている。

同氏は6月29日、ロイター通信に対し「いずれの国かは特定できないが、アフリカからの強力な支援を感じていると言うことはできる」と述べた。また、WTO加盟各国と「非常に建設的なやりとり」をしていると語った。

WTO代表団の1人は同氏について、特に欧州連合(EU)欧州委員会のホーガン委員が事務局長選への立候補を断念したのを受け、「間違いなく本命になった」と指摘。中国、米国双方に受け入れられそうだとの見方を示した。

同氏をめぐっては、貿易に直接関わった経験が浅いとの指摘がある一方、支持者らは、数十億ドルに上るナイジェリアの債務を棒引きさせるなど、交渉能力の高さを評価している。 事務局長選の立候補受け付けは8日まで。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国外相、イラン指導者殺害や体制転換の扇動「容認で

ワールド

OPECプラス8カ国、4月に増産開始で合意 イラン

ワールド

イラン首都照準に2日目攻撃、トランプ氏は反撃に警告

ワールド

プーチン氏、ハメネイ師殺害は道徳規範と国際法に違反
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作曲家が「惨めでもいいじゃないか」と語る理由
  • 4
    「本当にテイラー?」「メイクの力が大きい...」テイ…
  • 5
    【銘柄】「三菱重工業」の株価上昇はどこまで続く...…
  • 6
    米・イスラエルの「イラン攻撃」受け、航空各社が中…
  • 7
    【銘柄】「ファナック」は新時代の主役か...フィジカ…
  • 8
    「高市大勝」に中国人が見せた意外な反応
  • 9
    今度は「グリンダが主人公」...『ウィキッド』後編の…
  • 10
    最高指導者ハメネイ師死亡(イラン発表)、トランプ…
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 4
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 5
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 6
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 7
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 8
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 9
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 10
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中