ニュース速報

ワールド

韓国、新型コロナ新規感染者が再び増加 高齢者施設で集団感染

2020年03月19日(木)14時47分

 3月19日、韓国疾病予防管理局(KCDC)の19日の発表によると、国内の新型コロナウイルスの新たな感染者は152人で、5日ぶりに100人を上回った。写真は韓国テグで14日撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[ソウル 19日 ロイター] - 韓国疾病予防管理局(KCDC)の19日の発表によると、国内の新型コロナウイルスの新たな感染者は152人で、5日ぶりに100人を上回った。感染者が最も多い南東部の大邱(テグ)市の高齢者福祉施設で起きた集団感染が原因とみられる。

感染者の累計は8565人となった。

新たな感染者のうち97人が大邱で確認された。KCDCによると、高齢者福祉施設では今週、74人以上で陽性反応が出た。同施設での新規感染者数は明らかになっていない。

大邱の当局はこの他の高齢者福祉施設で3万3000人以上を対象に、徹底検査を開始した。

大邱の権泳臻(クォン・ヨンジン)市長は記者会見で、高齢者施設での集団感染と同様の施設の徹底調査が新規感染者の増加につながった可能性があると述べたが、具体的な数字は示さなかった。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

マスク氏と米大統領の確執、スペースXの220億ドル

ビジネス

ispace、月面着陸また失敗 減速しきれず衝突か

ワールド

メルツ独首相初訪米、トランプ氏と貿易問題など協議 

ワールド

赤沢再生相が米商務長官と会談、合意に向け調整続ける
MAGAZINE
特集:韓国新大統領
特集:韓国新大統領
2025年6月10日号(6/ 3発売)

出直し大統領選を制する李在明。「政策なきポピュリスト」の多難な前途

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    猫に育てられたピットブルが「完全に猫化」...ネット騒然の「食パン座り」
  • 3
    日本の女子を追い込む、自分は「太り過ぎ」という歪んだ認知
  • 4
    壁に「巨大な穴」が...ペットカメラが記録した「犯行…
  • 5
    女性が愛馬に「後輩ペット」を紹介...亀を見た馬の「…
  • 6
    韓国新大統領にイ・ジェミョンが就任 初日の執務室で…
  • 7
    プールサイドで食事中の女性の背後...忍び寄る「恐ろ…
  • 8
    50歳を過ぎた女は「全員おばあさん」?...これこそが…
  • 9
    脳内スイッチを入れる「ドーパミン習慣」とは?...「…
  • 10
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシストの特徴...その見分け方とは?
  • 4
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 5
    ペットの居場所に服を置いたら「黄色い点々」がびっ…
  • 6
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が…
  • 7
    ウクライナが「真珠湾攻撃」決行!ロシア国内に運び…
  • 8
    猫に育てられたピットブルが「完全に猫化」...ネット…
  • 9
    日本の女子を追い込む、自分は「太り過ぎ」という歪…
  • 10
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プ…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 6
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 7
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 8
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 9
    ペットの居場所に服を置いたら「黄色い点々」がびっ…
  • 10
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中