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シンガポール、新型肺炎対策急ぐ 首相「準備は整っている」

2020年01月24日(金)16時54分

[シンガポール 24日 ロイター] - 新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が23日に初めて確認されたシンガポールでは、学校が保護者らに旧正月の休暇中の海外旅行計画の提出を要請したり、空港、駅、港などで旅行者の検査を行うなど、感染拡大防止に向けた対策を当局が進めている。

23日に確認された感染者は新型肺炎が発生した中国の武漢市からの旅行者だった。

リー・シェンロン首相は24日、旧正月のメッセージで、現在までのところ新型肺炎の感染状況は重症急性呼吸器症候群(SARS)のときほど深刻ではないようだとの見解を示すとともに、「われわれは準備が整っている。なぜならSARSを経験して以来、こうした事態に備えてきたからだ」と述べた。

2003年に世界中に感染が拡大したSARSにより、シンガポールでは33人が死亡した。

格安航空会社のスクートが武漢市への直行便の運航を停止したが、中国本土などからの渡航者の入国を全面的に禁止するなど、もっと広範な対策を取るべきだとの意見がソーシャルメディアに投稿されている。

ロイター
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