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オーストラリアの森林火災で新たな避難勧告、再び気温上昇

2020年01月09日(木)11時57分

 森林火災が続くオーストラリア南東部で9日、新たな警告や避難勧告が出された。再び気温が上昇しており、火災が拡大し被害が及ぶリスクがある。写真は焼けた飼い主の家にやって来たイヌ。1月8日、Kiaで撮影(2020年 ロイター/Tracey Nearmy)

[メルボルン 9日 ロイター] - 森林火災が続くオーストラリア南東部で9日、新たな警告や避難勧告が出された。再び気温が上昇しており、火災が拡大し被害が及ぶリスクがある。

当局は、ビクトリア州の大部分で過去1週間にわたり出されていた災害レベルの警告を48時間延長。危険な地域にいる人には安全であれば避難するよう呼びかけている。

同州のネビル警察相は、ここ数日の気温低下で火災の拡大抑制に向けた対応強化が可能になったものの、安心できないと指摘。「火災はまだ広がっており、地域に深刻なリスクをもたらしている」と語った。

今回の一連の森林火災では26人が死亡、多くの家屋が消失しているほか、数千人がたびたび避難を余儀なくされている。焼失エリアは1030万ヘクタール超と韓国の面積に相当する。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

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