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米国防総省、在韓米軍の規模縮小検討報道を否定
11月21日、米国防総省は21日、韓国が在韓米軍の駐留経費負担の増額に応じない場合、駐留規模の大幅縮小を検討しているとの韓国メディアの報道を否定した。写真はエスパー米国防長官(左)と韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相(右)。15日韓国ソウルでの代表撮影(2019年/ロイター)
[烏山空軍基地(韓国) 21日 ロイター] - 米国防総省は21日、韓国が在韓米軍の駐留経費負担の増額に応じない場合、駐留規模の大幅縮小を検討しているとの韓国メディアの報道を否定した。
韓国紙の朝鮮日報は21日、米政府は韓国が在韓米軍の駐留経費負担を増額するという米国の要求に応じない場合に、駐留部隊を一部引き揚げることを検討していると報道。エスパー米国防長官は、そのような計画は知らないと発言していた。
国防総省の報道官は声明で「米国防総省が朝鮮半島から一部米部隊を撤退させることを検討中とした朝鮮日報の報道にはまったく事実ではない」と表明。
「今週、韓国を訪問していたエスパー長官は、韓国国民への揺ぎないコミットメントを繰り返し表明していた。このような報道は、1人の匿名の関係筋情報を基にした報道の危険で無責任な欠陥を露呈している。朝鮮日報には記事の即時撤回を要求している」とした。