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ボリビア、前大統領支持派によるプラント閉鎖解除へ装甲車動員
2019年11月20日(水)08時55分
11月19日、ボリビアでは亡命した左派のモラレス前大統領の復帰を求める人々が封鎖した天然ガスプラントの稼働を再開させようと、警察や軍の部隊が装甲車とヘリコプターを使って内部へ入るための進路の確保に乗り出した。写真はラパスで、石油を求めて封鎖されたプラント前に並ぶ人々(2019年 ロイター/David Mercado)
[ラパス 19日 ロイター] - ボリビアでは19日、亡命した左派のモラレス前大統領の復帰を求める人々が封鎖した天然ガスプラントの稼働を再開させようと、警察や軍の部隊が装甲車とヘリコプターを使って内部へ入るための進路の確保に乗り出した。
国営石油会社YPFBが運営するこのプラントが封鎖されたため、政府施設がある都市ラパスへの燃料供給が止まった。ロイターの記者が目撃したところでは、燃えるタイヤを積み上げて封鎖されたプラント周辺の道路上空をヘリが飛行していた。
10月の大統領選で重大な不正が判明して大規模な反政府デモが起きたことを受け、モラレス氏は今月10日に辞任した。ただその後、今度はモラレス氏の支持者らが、アンェス暫定大統領の辞任とモラレス氏の復帰を要求する抗議活動を展開。街頭における衝突で27人が死亡している。
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