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ウクライナ疑惑告発者、共和議員と直接書面で対応へ 身元暴露に対応

2019年11月05日(火)03時07分

[ワシントン 4日 ロイター] - トランプ米大統領に対する弾劾調査の引き金となった米情報当局の内部告発者が、弾劾調査を主導する下院情報特別委員会の共和党議員と、委員会を通さず直接連絡を取る構えと、内部告発者の弁護士が明らかにした。

弁護士はツイッターへの投稿で「共和党が内部告発者の身元を暴露しようとしており、本人と家族の安全が脅かされる恐れがある」とし、身元暴露の動きに対応するための措置と説明した。

弁護士によると、内部告発者はこれまで通り書面で上下院情報委からの質問に応じる構えだが、共和党議員に対しては委員会を通さず、直接書面でやり取りを行う機会を提供するとした。

トランプ大統領は3日投稿したツイートで「内部告発者は完全に間違っており、名乗り出るべきだ」と述べた。また、記者団に対し、内部告発者は「オバマ氏の一味」で詐欺と批判した。

匿名の内部告発者は9月、トランプ大統領が職権を乱用し、大統領選を有利に運ぶためにウクライナを選挙に介入させようとしたと指摘。「米国の国家安全保障への脅威」との懸念を表明し、「緊急を要する懸案」に当たると述べた。[nL3N26H437]

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