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米朝首脳会談、来年初頭の見通し=トランプ大統領
11月7日、トランプ米大統領(写真)は、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談が行われるのは来年初頭になるとの見通しを示した。ワシントンで撮影(2018年 ロイター/JONATHAN ERNST)
[ワシントン 7日 ロイター] - トランプ米大統領は7日、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談が行われるのは来年初頭になるとの見通しを示した。
大統領は記者会見で「来年のいつか開く。来年初めのいつかになる」と述べた。
また「北朝鮮を巡る動きについては非常に満足している。うまく行くと思う。急いではいない」とした上で、「制裁は続いている。制裁を解除したいところだが、北朝鮮も対応しなければならない」と語った。
北朝鮮を巡っては、8日に予定されていたポンペオ米国務長官と北朝鮮の金英哲・党副委員長の会談が延期された。米国務省は延期の理由を明らかにせず、北朝鮮の非核化に向けた協議が決裂する可能性があるとの懸念が浮上した。
トランプ大統領はポンペオ長官と金副委員長の会談延期について「旅程の問題」と説明したが、詳細には踏み込まなかった。その上で「別の日に行う」と述べた。
韓国は会談延期を重要視しない姿勢を示し、同国大統領府の報道官は、2回目の首脳会談が実現しないということは意味しないと指摘した。
韓国外務省高官も延期は遺憾としながら、深読みする必要はないとの見方を示し、「完全な非核化を達成し、平和の枠組みを構築する過程の一部として捉えるべきだ」と述べた。
*内容を追加しました。
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