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中国、米の第3弾関税に報復へ 詳細は明らかにせず

2018年09月19日(水)00時03分

 9月18日、中国商務省は、声明を発表し、中国は米国の追加関税に対して報復する以外の選択肢はないとし、米国が自らの行動を正すことを期待していると表明した。写真は北京で昨年11月撮影(2018年 ロイター/Thomas Peter)

[北京 18日 ロイター] - 中国商務省は18日、声明を発表し、中国は米国の追加関税に対して報復する以外の選択肢はないとし、米国が自らの行動を正すことを期待していると表明した。どのような報復措置を取るかについては言及していない。

トランプ米大統領は17日、2000億ドル相当の中国製品に対して10%の関税を課すと発表した。

その後、中国外務省の耿爽報道官は会見で、米国の措置は、米中通商協議に「新たな不確実性」をもたらしたと指摘した。

耿報道官は「中国はこれまで常に、対等で誠実かつ相互に尊重した態度に基づく協議が中・米貿易問題を解決する唯一の正しい方法と協調してきた。しかし今のところ、米国がすることすべてに誠意や良心は感じられない」と述べた。

その上で、中国が米国製品に対する追加関税以外にどのような措置を検討するかといった「仮定」にはコメントしないと述べ、詳細はしかるべき時に発表されると語った。

*内容を追加します。

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