ニュース速報

ワールド

米、中国とアフリカ諸国の通貨スワップ規模拡大を懸念

2018年09月14日(金)18時52分

[ワシントン 13日 ロイター] - 米財務省のビリングスリー次官補(テロリスト資金担当)は13日、議会の公聴会で、中国とアフリカ諸国との通貨スワップ協定の規模拡大について、金融取引の透明性を低下させ、マネーロンダリング(資金洗浄)を阻止しにくくするとの懸念を表明した。

ビリングスリー次官補は、人民元利用への関心が高まっているが、大半のアフリカの国は依然、米ドルで決済する必要性を認識しているとも述べた。

公聴会では、共和党のスミス下院議員が、中国とナイジェリアの25億ドル規模の通貨スワップ協定や、6月のアフリカ財務相会合で、人民元を地域の準備通貨とすることが議題にあがったことを挙げて、ビリングスリー次官補に質問した。

これに対し、ビリングスリー次官補は、中国とアフリカ諸国との通貨スワップ規模拡大は当局の重大な関心事項であるとしたうえで「とはいえ、アフリカの大半の国々は米銀とのコルレス業務の維持を強く望んでいる。かれらは依然、米ドルで決済する必要性を認識している」と述べた。

次官補は、コルレス業務でのつながりを維持することが、アフリカでの金融取引の透明性を確保する上で最善の防御策であり、マネーロンダリング関連規則が確実に適用されることにもなるとの認識を示した。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

アラスカ採掘権入札、石油メジャーから過去最高の1.

ワールド

アングル:トランプ政権がメディア攻撃激化、イラン戦

ビジネス

米SEC、ナスダックのトークン化証券取引案を承認

ビジネス

ユニリーバとクラフト、食品事業統合で協議 その後打
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 3
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 4
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 5
    モジタバの最高指導者就任は国民への「最大の侮辱」.…
  • 6
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 7
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 8
    ガソリン価格はどこまで上がるのか? 専門家が語る…
  • 9
    観客が撮影...ティモシー・シャラメが「アカデミー賞…
  • 10
    原油高騰よりも米国経済・米株市場の行方を左右する…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 7
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 10
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中