ニュース速報

ワールド

駐英米大使、英にイラン核合意への支持取り下げ求める

2018年08月13日(月)09時24分

 8月12日、ウッディ・ジョンソン駐英米大使は、英政府に対し2015年のイラン核合意への支持を取り下げ、米国と協力してイランの脅威に対抗するよう呼びかけた。写真は新大使館披露会見での同駐英米大使。ロンドンで昨年12月に代表撮影(2018年 ロイター)

[ロンドン 12日 ロイター] - ウッディ・ジョンソン駐英米大使は12日、英政府に対し2015年のイラン核合意への支持を取り下げ、米国と協力してイランの脅威に対抗するよう呼びかけた。

ジョンソン大使は日曜紙サンデー・テレグラフへの寄稿で、イラン政府は自国経済に投資せずに「代理戦争や有害な活動」に資金を提供していると批判し、イランは普通の国のように振る舞うよう具体的で持続的な改革に取り組む必要があると指摘した。

その上で「それまで米国は圧力を強める。英国にもわれわれの側に立ってほしい」とし、「欠陥のある2015年核合意から先に進むときが来た。世界的な地位を持つ英国に、その強い外交力と影響力を使って米国とともに真に包括的な合意に向けた協調的取り組みを主導してほしい」と訴えた。

ジョンソン大使の寄稿に関する質問に対し英外務省は、米国への同調を否定したバート英中東担当相の先のコメントに言及した。

バート中東担当相は前週、核合意は地域の安全保障にとって重要であり、英国は欧州連合(EU)と連携して米国の対イラン制裁による影響から英企業を守るよう努めると表明。一方で、イランを巡る懸念に対応するため米国と協議する用意は引き続きあると述べた。

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

台湾メディアテック、価格調整検討へ AI需要でコス

ビジネス

中国自動車メーカー、需要喚起へ長期ローン 頭金なし

ワールド

金融安定理事会、16兆ドル規模の国債レポ市場巡りリ

ワールド

金5100ドル付近、米イラン緊張で安全資産買い 銀
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 3
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れるアメリカ」に向き合う「日本の戦略」とは?
  • 4
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 5
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 6
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 7
    最長45日も潜伏か...世界が警戒する「ニパウイルス」…
  • 8
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 9
    アジアから消えるアメリカ...中国の威圧に沈黙し、同…
  • 10
    ICE射殺事件で見えたトランプ政権の「ほころび」――ア…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 8
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 9
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 10
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中