ニュース速報

ワールド

米朝首脳会談の実現、引き続き期待=ホワイトハウス報道官

2018年05月17日(木)02時28分

 5月16日、米ホワイトハウスのサンダース報道官は、米朝首脳会談の実現を引き続き期待するとの米政府の立場を表明した(2018年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン/ソウル 16日 ロイター] - 米ホワイトハウスのサンダース報道官は16日、米朝首脳会談の実現を引き続き期待するとの米政府の立場を表明した。ただ、トランプ大統領は困難な交渉プロセスにも備えていると述べた。フォックスニュースのインタビューに応じた。

サンダース氏は「会談が開催されなければ、引き続き最大限の圧力を掛け続ける」とも述べた。北朝鮮側の発言については「あり得ない内容でない」との認識を示した。

非核化を巡っては、北朝鮮の金桂冠・第1外務次官が、かつてのリビアへの対応と似た合意が非核化の形式になると示唆したボルトン大統領補佐官ら米当局者を厳しく批判した。

サンダース氏はこうした懸念を一蹴し、記者団に「こうした交渉内容を把握しておらず、われわれが活用するモデルだとは認識していない」と話した。

金氏は「わが国が無残な運命をたどったリビアやイラクでないことを世界は熟知している」と指摘。リビアが核開発の初期段階にあったのに対し、北朝鮮は核保有国であると主張した。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください。)

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

英国王とローマ教皇、バチカンで共に祈り 分離以来5

ワールド

EU首脳、ウクライナ財政支援で合意 ロシア資産の活

ビジネス

全国コアCPI、9月は+2.9%に加速 電気・ガス

ビジネス

米失業保険申請件数、先週は増加 給付受領も増加=エ
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 2
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシアに続くのは意外な「あの国」!?
  • 3
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺している動物は?
  • 4
    「ママ、ママ...」泣き叫ぶ子供たち、ウクライナの幼…
  • 5
    ハーバードで白熱する楽天の社内公用語英語化をめぐ…
  • 6
    国立大卒業生の外資への就職、その背景にある日本の…
  • 7
    「宇宙人の乗り物」が太陽系内に...? Xデーは10月2…
  • 8
    汚物をまき散らすトランプに『トップガン』のミュー…
  • 9
    「石炭の時代は終わった」南アジア4カ国で進む、知ら…
  • 10
    【ムカつく、落ち込む】感情に振り回されず、気楽に…
  • 1
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 2
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号返上を表明」も消えない生々しすぎる「罪状」
  • 3
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多い県」はどこ?
  • 4
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 5
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 6
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシ…
  • 7
    本当は「不健康な朝食」だった...専門家が警告する「…
  • 8
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 9
    「ママ、ママ...」泣き叫ぶ子供たち、ウクライナの幼…
  • 10
    ハーバードで白熱する楽天の社内公用語英語化をめぐ…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 4
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 5
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中