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元国連総会議長らが収賄で逮捕、米当局「常態化の有無を捜査」

2015年10月07日(水)10時31分

 10月6日、米ニューヨーク検察当局は、国連総会のジョン・アッシュ元議長ら5人を中国の不動産業者から130万ドル(約1億5000万円)を超える賄賂を受け取った疑いで逮捕した。写真は2013年、国連本部で撮影(2015年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米ニューヨーク検察当局は6日、国連総会のジョン・アッシュ元議長と中国の不動産王、他4人を130万ドル(約1億5000万円)を超える贈収賄の疑いで逮捕した。連邦検事は「収賄が国連内で常態化していなかったかどうか」捜査を続けるとし、今後、さらなる逮捕者が出る可能性も指摘した。

当局によると、アッシュ容疑者らは、別の容疑で逮捕されている中国人不動産開発業者の富豪、呉立勝容疑者らから、マカオに国連の会議場を建設する見返りに50万ドル以上を受け取った疑いなどが持たれている。呉立勝容疑者は9月、2013─15年に中国から米国に多額の賭博資金を持ち込んだ疑いで逮捕された。

アッシュ容疑者は、13年から1年間、総会議長を務めていた。

*本文中の表現を修正します。

ロイター
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