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英消費者信頼感指数、1月は約1年ぶり低水準 景気減速反映=GfK

2025年01月24日(金)12時07分

 1月24日、市場調査会社GfKが発表した1月の英消費者信頼感指数は、マイナス22と前月から5ポイント悪化し、2023年12月以来の低水準となった。写真は英ロンドンで昨年9月撮影(2025 ロイター/Mina Kim)

[24日 ロイター] - 市場調査会社GfKが24日発表した1月の英消費者信頼感指数は、マイナス22と前月から5ポイント悪化し、2023年12月以来の低水準となった。ロイターのエコノミスト調査ではマイナス18と予想されていた。

12─1月の低下幅としては11年以来最大で、景気減速があらためて示された。

GfKの調査は季節的な変動を調整しておらず、近年は1月に低下する傾向を見せているが、今回の低下幅は例年を上回った。

調査対象5部門全てで悪化し、昨年10月30日の予算案で投資と公共サービスへの資金拡大に向けた企業増税が発表されて以来の下降シグナルが続いている。

NIQ GfKの消費者インサイト担当ディレクター、ニール・ベラミー氏は「これらの数字は、消費者が英国の経済見通しに対する信頼を失っていることを示している」と指摘。家計の慎重ムードの一例として、貯蓄指数の大幅上昇を挙げた。

市場では、イングランド銀行(中央銀行)が2月6日に金利を引き下げるとの見方が広がっている。

ロイター
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