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日産、商用バン「AD」生産11月終了 湘南工場での能力削減 

2025年01月21日(火)16時58分

 1月21日、業績が悪化している日産自動車は商用バン「AD」の生産を11月に終了すると明らかにした。写真は日産のロゴ。2023年4月撮影(2025年 ロイター/David 'Dee' Delgado)

Maki Shiraki

[東京 21日 ロイター] - 業績が悪化している日産自動車は21日、商用バン「AD」の生産を11月に終了すると明らかにした。市場環境の変化を踏まえて生産終了を決めた。同社との経営統合を検討中のホンダは、日産が計画している生産能力の2割縮小と国内外での人員削減9000人などの経営再建策の実施を統合の条件としている。

日産の広報担当者は、ADの生産終了について、取引先には「伝達済み」と説明。読売新聞が数百人規模の人員を削減する見通しと報じていたが、人員削減に関しては「決定している事実は一切ない。報道は事実ではない」と否定した。

ADは日産子会社である日産車体の湘南工場(神奈川県平塚市)で手掛けており、2023年度の生産は約7000台だった。同工場での生産能力は年間15万台で、ADのほか、「NV200バネット」の商用車2車種を生産している。

ロイター
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