[10日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムは10日、インドで15分以内に食料品などの商品を配送するクイックコマース(オンライン注文品の即時宅配サービス)の試験運用を開始すると発表した。

インドでは食品宅配ゾマト傘下のブリンキットやソフトバンクが出資するスウィッギーが展開するインスタマートなどが、食料品や電子機器などの商品を最短10分で配送するサービスを提供することで、電子商取引(eコマース)大手勢に挑戦している。

アマゾンのインド担当マネージャー、サミール・クマール氏は声明で、「インド全土の顧客に最大の品揃えを最速で届けることで最大の価値を提供する戦略の実施に力を入れる」と述べた。

市場調査会社データム・インテリジェンスによると、インドのクイックコマース業界の年間売上高は2020年の1億ドルから今年は60億ドルを超えると予想されている。

今年初めにはアマゾンとインドで競合する米ウォルマート傘下のフリップカートが、一部の都市で商品を10分以内に届ける独自のクイックコマースサービスを試験的に始めた。

ロイターは、富豪ムケシュ・アンバニ氏が率いる複合企業リライアンスもムンバイ近郊で注文品を10─30分で配送するサービスを試験的に開始したと報じている。

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