ニュース速報
ビジネス

NY外為市場=ドル一時154.85円、34年ぶり高値更新 介入警戒も継続

2024年04月23日(火)05時12分

ニューヨーク外為市場では、ドルが一時154.85円を付け、34年ぶり高値を更新した。2021年2月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 22日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが一時154.85円を付け、34年ぶり高値を更新した。市場参加者は、米連邦準備理事会(FRB)が高水準の金利を予想よりも長期間維持する可能性を意識しつつ、円安阻止に向けた日本当局による介入への警戒を続ける展開となった。

終盤の取引では、ドル/円は0.1%高の154.81円。介入防衛ラインとされる155円から幾分遠ざかった。今週開催される日銀の金融政策決定会合が注目される。

BNPパリバのマネージングディレクター兼米州マクロ戦略主任のカルビン・ツェ氏は、「日本の財務省は、米債利回りの大幅な上昇がドル/円上昇の背景にあるなど、為替相場のファンダメンタルズが間違った方向に動いていると認識したと考える」と指摘。「ドル/円上昇の原動力が米債利回り上昇だとすれば、日本当局が介入するとは思わない」とし、「米債利回りが低下し始めるといった状況になれば、日本当局が行動を起こす機会となるだろう」と述べた。

主要通貨に対するドル指数は横ばいから小幅上昇の106.16。

週内に発表される電気自動車(EV)大手テスラやメタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、アルファベットなどの四半期決算が注目される。また、25日には第1・四半期米国内総生産(GDP)、26日には米個人消費支出(PCE)価格指数が発表される。

ユーロ/ドルはほぼ変わらずの1.0653ドル、ポンド/ドルは0.1%安の1.2353ドル。

暗号資産(仮想通貨)では、ビットコインが4.1%高の6万6687ドル。

ドル/円 NY午後4時 154.82/154.85

始値 154.75

高値 154.86

安値 154.69

ユーロ/ドル NY午後4時 1.0650/1.0654

始値 1.0650

高値 1.0660

安値 1.0624

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:米民主党、牙城カリフォルニア州の知事選で

ワールド

アングル:米の中東関与の隙突く中国、台湾は軍事圧力

ワールド

イエメン・フーシ派、イラン情勢巡り軍事介入の用意 

ビジネス

NY外為市場=ドル160円台、中東緊迫で「有事の買
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊張緩和の兆しか
  • 3
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?...「単なるホラー作品とは違う」「あの大作も顔負け」
  • 4
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 5
    ウィリアム皇太子が軍服姿で部隊訪問...「前線任務」…
  • 6
    「俺たちはただの人間だ」――BTSが新アルバム『ARIRAN…
  • 7
    日本経済にとって、円高/円安はどちらが「お得」な…
  • 8
    ニュースでよく聞く「東京外国為替市場」は、実際は…
  • 9
    アメリカのストーカー対策、日本との違いを考える
  • 10
    親の遺産はもう当てにできない? ベビーブーム世代…
  • 1
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店員も「なすすべなし」の暴走モード
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 6
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 7
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 8
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下…
  • 9
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 10
    まずサイバー軍が防空網をたたく
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中