米FRB、高金利長期間維持なら緩やかな景気後退も=バンガード
バンガードの幹部は11月30日、米連邦準備理事会(FRB、写真)がインフレ再燃を懸念して来年の利下げに消極的になる可能性はあるが、高金利を長期間維持すれば米経済のソフトランディング(軟着陸)の可能性が低くなるとの見方を示した。2022年1月、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Joshua Roberts)
Davide Barbuscia
[ニューヨーク 30日 ロイター] - バンガードの幹部は30日、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ再燃を懸念して来年の利下げに消極的になる可能性はあるが、高金利を長期間維持すれば米経済のソフトランディング(軟着陸)の可能性が低くなるとの見方を示した。
バンガードのポートフォリオ構築部門トップ、ロジャー・アリアガディアス氏は、米経済が2024年に緩やかな景気後退(リセッション)入りし、FRBは下期に利下げに踏み切ると予想した。
現時点で経済データはソフトランディングを示唆しているが、物価上昇圧力が再び高まるという懸念でFRBは従来よりも長期間高金利を維持する可能性が高いと説明。「FRBのリスクは非対称的だ。拙速な利下げによりインフレが再燃するリスクは、高金利を維持したまま穏やかなリセッションに陥るリスクよりもはるかに悪い」と指摘した。
バンガードは、来年の国内総生産(GDP)成長率は0.5%と見込む。1四半期か2四半期はマイナス成長になると予想している。また、来年は100─150ベーシスポイント(bp)の利下げを予想している。
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