ニュース速報

ビジネス

いすゞ、タイからの工場移転計画否定 インドネシア政府が前日発表

2023年06月08日(木)16時23分

 6月7日、いすゞ自動車はタイからインドネシアに工場を移転する計画で、早ければ来年にも生産を開始する可能性があると、インドネシアのアグス・グミワン・カルタサスミタ産業相が明らかにした。スイス・ジュネーブで2017年撮影(2023年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[ジャカルタ/バンコク/東京 8日 ロイター] - いすゞ自動車はタイからインドネシアに工場を移転する計画で、早ければ来年にも生産を開始する可能性があると、インドネシアのアグス・グミワン・カルタサスミタ産業相が7日に明らかにした。

同相は6日、東京都内でいすゞの幹部と会談したという。

一方、いすゞは8日、「インドネシアは主要市場の一つとして引き続き注力」するとしつつ、このような移転計画はないと表明し、インドネシア政府の発表を否定した。

同相は声明で「いすゞの決定を評価する。インセンティブを提供し、移転プロセスを支援する」としていた。

いすゞは、インドネシアのカラワンに既に工場を持つ。

インドネシアにはホンダ、三菱自動車、スズキなど複数の日本企業が進出している。

<タイ自動車部品株が急落>

インドネシア政府の発表を受け、8日のタイ株式市場では自動車部品関連株が急落した。

タイは東南アジアの自動車生産・輸出拠点であり、トヨタ自動車やホンダなど世界有数のメーカーが拠点を有している。

政府はその地位を維持するため、電気自動車(EV)生産分野への投資を呼び込むための優遇策を打ち出している。

タイは過去数十年にわたり、自動車部品の強力なサプライチェーン(供給網)で基盤を確固たるものにしてきたが、EVは従来の自動車よりもはるかに少ない部品しか使用しないため、業界は対応を迫られている。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=まちまち、イラン関連報道で一時動揺も

ビジネス

スペースX、IPO評価額目標を2兆ドル超に引き上げ

ビジネス

FRB、不確実な経済に対応可能 中東戦争で見通し困

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、トランプ氏演説受け「有事の
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イラン恐怖」の正体
  • 2
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受給年齢」
  • 3
    破産申請の理由の4割以上が「関税コスト」...トランプ関税が米国民に与える「破産」の苦しみ
  • 4
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 5
    血圧やコレステロール値より重要?死亡リスクを予測…
  • 6
    日本の男女の賃金格差は世界でも突出して大きい
  • 7
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 8
    先進国が出生数の減少を嘆く必要はない? 「経済的…
  • 9
    「一般市民に敵意なし」...イラン大統領が米国民宛て…
  • 10
    200年前の沈没記録が裏付けられた...捕鯨船を海の藻…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 4
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 7
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 8
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 9
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 10
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中