破綻したＦＴＸ、傘下デリバティブ企業を5000万ドルで売却へ

　４月２５日、経営破綻した暗号資産（仮想通貨）交換業者ＦＴＸトレーディングは、傘下の仮想通貨デリバティブ・プラットフォーム企業「レジャーＸ」を、証券取引所を運営するマイアミ・インターナショナル・ホールディングスの子会社に５０００万ドルで売却することで合意したと発表した。写真はＦＴＸのロゴ。３月撮影（２０２３年　ロイター/Dado Ruvic）

［２５日　ロイター］ - 経営破綻した暗号資産（仮想通貨）交換業者ＦＴＸトレーディングは２５日、傘下の仮想通貨デリバティブ・プラットフォーム企業「レジャーＸ」を、証券取引所を運営するマイアミ・インターナショナル・ホールディングスの子会社に５０００万ドルで売却することで合意したと発表した。

ＦＴＸは５月４日に予定される米連邦破産裁判所の審理で、売却の承認を求める。

ＦＴＸは昨年１１月に米連邦破産法１１条の適用を申請して以来、現金と流動性のある暗号資産合わせて７３億ドル強を回収したと今月発表。現在も現金回収のために資産売却を続けている。