ニュース速報

ビジネス

米カナダ首脳、重要鉱物や半導体供給網構築で協力へ 安保でも連携強化

2023年03月25日(土)06時25分

Uバイデン米大統領は24日、カナダの首都オタワでトルドー首相と会談し、電気自動車(EV)生産などに必要な重要鉱物や半導体を巡り他国への依存低減に向けて連携を深め、権威主義体制に共に立ち向かう方針で一致した。(2023年 ロイター/Blair Gable)

[オタワ 24日 ロイター] - バイデン米大統領は24日、カナダの首都オタワでトルドー首相と会談し、電気自動車(EV)生産などに必要な重要鉱物や半導体を巡り他国への依存低減に向けて連携を深め、権威主義体制に共に立ち向かう方針で一致した。

バイデン大統領はカナダ議会での演説で、両国が北米で必要なものを調達し供給することを可能にする、安定した堅固なサプライチェーンの構築に向け「協力する素晴らしい機会があると確信している」と語った。

さらに「われわれの共通の繁栄は共通の安全保障と深く結びついている」とし、両国が北大西洋条約機構(NATO)加盟国として「NATOの領土を隅々まで守る」と言明した。

2021年の大統領就任後初のカナダ訪問となる。

トルドー首相も「安全保障政策は気候政策で、経済政策である」とし、複数の脅威に同時に直面していると指摘。「自己主張を強める中国を含め、競争が激化する中、半導体からソーラーパネル用バッテリーまで全てを網羅する北米市場の構築に向け、われわれの連携が重要であることに疑いの余地はない」とした。

共同声明によると、バイデン大統領は半導体製造に絡む投資を後押しする5000万ドルの奨励策を発表。カナダも近く、半導体関連プロジェクトに最大2億5000万カナダドル(1億8200万米ドル)を拠出する見通し。さらに「両国の経済と安全保障に不可欠な重要鉱物サプライチェーン」構築での協力でも一致した。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

仏外務省、ラング元文化相を8日に呼び出し エプスタ

ワールド

米、新START失効受け新たな軍備管理合意呼びかけ

ビジネス

国連の世界食料価格、5カ月連続下落 需要増でコメは

ビジネス

台湾ウィストロン「AIはバブルではない」、エヌビデ
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近したイラン製ドローンを撃墜
  • 2
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新世論調査が示すトランプ政権への評価とは
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    「右足全体が食われた」...突如ビーチに現れたサメが…
  • 5
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 6
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 7
    「反トランプの顔ぶれ」にMAGAが怒り心頭...グリーン…
  • 8
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 9
    ユキヒョウと自撮りの女性、顔をかまれ激しく襲われ…
  • 10
    「エプスタインは悪そのもの」「悪夢を見たほど」──…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 3
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 6
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 7
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中