ニュース速報

ビジネス

クレディ・スイスAT1債の無価値化、法的に正当=スイス当局

2023年03月23日(木)17時25分

 3月23日、スイス金融市場監査局(FINMA)は、金融大手クレディ・スイスのAT1債(その他ティア1債)を無価値化した決定について、法的に隙のないものだとして正当性を主張した。香港のクレディ・スイス支店前で21日撮影(2023年 ロイター/Lam Yik)

[チューリッヒ 23日 ロイター] - スイス金融市場監査局(FINMA)は23日、金融大手クレディ・スイスのAT1債(その他ティア1債)を無価値化した決定について、法的に隙のないものだとして正当性を主張した。

クレディ・スイスは19日、UBSによる買収の一環としてスイス当局の指示の下、160億スイスフラン(174億9000万ドル)相当のAT1債を無価値化すると発表。クレディ・スイスの株主は何らかの補償が受けられる一方、社債保有者には多額の損失負担を強いることになり、怒りの声が上がった。

FINMAは、クレディ・スイスが発行したAT1商品は契約上、企業の存続にかかわる事由が発生した場合、特に特別な政府支援が認められた場合には完全に評価減されることになっていると説明。

「クレディ・スイスは19日に政府保証を担保とする緊急流動性支援融資を受けたため、同行の発行するAT1商品についてはこれらの契約上の条件が満たされた」とした。

FINMAによると、ティア2債は評価損を計上することはない。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米上院議員、ウクライナ支持決議案提出 トランプ氏一

ビジネス

アップル、「Mac Mini」生産の一部をアジアか

ワールド

英警察、アンドルー元王子旧宅の捜索終了 米富豪への

ビジネス

日鉄CB6000億円、好需要で増額も発行条件据え置
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された…
  • 5
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    「IKEAも動いた...」ネグレクトされた子猿パンチと「…
  • 8
    「極めて危険」──ゼレンスキー、ロシアにおける北朝…
  • 9
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 10
    武士はロマンで戦ったわけではない...命を懸けた「損…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 10
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中