ニュース速報

ビジネス

カナダCPI、7月は前年比7.6%上昇 やや緩和

2022年08月17日(水)00時04分

カナダ統計局が16日に発表した7月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で7.6%上がり、上昇率は6月の8.1%からやや鈍化し、市場予想と一致した。2017年5月撮影(2022年 ロイター/Chris Wattie/File Photo)

[オタワ 16日 ロイター] - カナダ統計局が16日に発表した7月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で7.6%上がり、上昇率は6月の8.1%からやや鈍化し、市場予想と一致した。食品価格が急上昇したものの、ガソリン価格が下落し、全体を押し下げた。しかし、大幅利上げは引き続き見込まれている。

7月の前月比は0.1%上昇で、予想と一致した。

デジャルダン・グループのマクロ戦略部門の責任者ロイス・メンデス氏は投資家向けのノートで「今日の消費者物価指標を見てカナダ人はほっとするだろう」とした上で、「しかし、現状に満足している場合ではない」と指摘。ガソリン価格が6月に54.6%上がっていたのに対し、7月に上昇率が35.6%に縮小したのが前年同月比で鈍化した大きな要因とし、食品価格に加えて需要主導型の航空券やホテル宿泊料金などは上昇が続いていると言及した。

カナダ銀行(中央銀行)が景気判断で重要視するCPIコモンは5.5%上昇。6月は5.3%上昇と、大幅に上方改定された。

7月のCPI中央値は5.0%上がった一方、CPIトリム値は5.4%上昇とやや鈍化した。

マネックス・カナダのマーケットアナリスト、ジェイ・ザオ・マレー氏はこれらの3つの指標の平均値は過去最高で、今後数カ月間は経済が物価上昇圧力に直面することを示唆しており、9月の大幅利上げの見込みが高まっていると語った。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

午後3時のドルは153円前半へ小幅高、高市政権の政

ワールド

英首相、多国間の防衛イニシアチブ提唱へ=FT

ビジネス

物価目標の実現「春にも」、緩やかとは言えない物価高

ワールド

米地裁、海軍出身上院議員の降格を差し止め 「懲罰は
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベルの「若見え」な女性の写真にSNS震撼
  • 4
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    あなたの隣に「軍事用ヒト型ロボット」が来る日
  • 7
    「ショックすぎる...」眉毛サロンで「衝撃的な大失敗…
  • 8
    【独自取材】「氷上のシルクロード」を目指す中国、…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 8
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中