ニュース速報

ビジネス

アウディ・ポルシェ・起亜、米物価抑制法案でEV税控除対象外に

2022年08月15日(月)09時57分

 8月12日、バイデン米大統領の署名を経て近く成立する4300億ドル規模の「インフレ抑制法案」を巡り、自動車メーカーの独アウディとポルシェ、韓国の起亜は、自社EVの購入者が最大7500ドルの連邦税額控除を受けられなくなると発表した。写真は起亜のロゴ。メキシコ・モンテレイ郊外で2019年5月撮影(2022年 ロイター/Daniel Becerril)

[ワシントン 12日 ロイター] - バイデン米大統領の署名を経て近く成立する4300億ドル規模の「インフレ抑制法案」を巡り、自動車メーカーの独アウディとポルシェ、韓国の起亜は12日、自社電気自動車(EV)の購入者が最大7500ドルの連邦税額控除を受けられなくなると発表した。

アウディは、自社のプラグインハイブリッド車だけが年内は既存の連邦税額控除を受けられると説明。「われわれのビジネスと消費者に重大な影響を与えるだろう」とした。

この法案では、北米以外で組み立てられたEVは税額控除の対象外とされており、欧州連合(EU)や韓国、多くの自動車メーカーから批判を浴びている。

法案は大統領が法案に署名した時点で、まだ納車されていない車両について拘束力のある契約を結んでいる顧客については、税額控除を認めている。このため起亜はディーラーに対し、法案署名前に契約待ちの顧客に接触し、契約を締結するよう促している。

業界団体「自動車イノベーション協会(AAI)」は大統領が署名すれば、税額控除を現在受けられる米国のEV、プラグインハイブリッド車、燃料電池車の72モデルのうち70%が対象外になるとしている。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国は「信頼できないパートナー」、戦時下の石油買い

ビジネス

FRB、原油高続けば利下げ27年に先送りも=シカゴ

ワールド

イスラエルとレバノン協議開始、米国務長官「歴史的機

ワールド

トランプ氏、イラン協議「2日以内」にパキスタンで再
MAGAZINE
特集:台湾有事の新シナリオ
特集:台湾有事の新シナリオ
2026年4月21日号(4/14発売)

地域紛争の「大前提」を変えた米・イラン戦争が台湾侵攻の展開に及ぼす影響をシミュレーション

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米軍の海上封鎖に中国が抗議、中国タンカーとの衝突リスク高まる
  • 2
    高さ330メートルの絶景と恐怖 「世界一高い屋外エレベーター」とは
  • 3
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国防軍は崩壊寸前」
  • 4
    日本は「イノベーションのやり方」を忘れた...ホンダ…
  • 5
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 6
    【銘柄】イラン情勢で「任天堂」が急落 不確実な相…
  • 7
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 8
    トランプを批判する「アメリカ出身のローマ教皇」レ…
  • 9
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 10
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 1
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 2
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 3
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで代用した少女たちから10年、アジア初の普遍的支援へ
  • 4
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 5
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 6
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 7
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 8
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 9
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 10
    健康を守るはずのサプリが癌細胞を助ける? 思いがけ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 10
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中