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ECB分断化防止策、重要なのは「闘う意思」=スペイン中銀総裁

2022年06月27日(月)16時54分

 6月24日、欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、スペイン銀行(中央銀行)のデコス総裁は、ECBが検討している、国債利回りの格差拡大によるユーロ圏市場の分断を防ぐ措置について、その最も重要な部分は分断化リスクと闘う「意志」と強調した。写真はECBのロゴ。2016年12月、独フランクフルトで撮影(2022年 ロイター/Ralph Orlowski)

[マドリード 24日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、スペイン銀行(中央銀行)のデコス総裁は24日、ECBが検討している、国債利回りの格差拡大によるユーロ圏市場の分断を防ぐ措置について、その最も重要な部分は分断化リスクと闘う「意志」と強調した。金融イベントで語った。

10年前に単一通貨ユーロを崩壊させかけた債務危機の再発が懸念される中、ECBは今月半ば、ユーロ圏南部諸国の借入コストの上昇を抑え、分断化を回避する措置を検討する方針を表明した。

ロイター
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