ニュース速報

ビジネス

テンセント、米ゲーム2社株式の継続保有求め米当局と交渉=関係筋

2021年05月06日(木)09時01分

 5月5日、中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が、米ゲーム開発会社のライアットゲームズとエピック・ゲームズの株式を引き続き保有し続けることを求めて米当局の対米外国投資委員会(CFIUS)と交渉していることが分かった。写真はテンセントのロゴ。北京で昨年9月撮影(2021年 ロイター/Tingshu Wang)

[5日 ロイター] - 中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が、米ゲーム開発会社のライアットゲームズとエピック・ゲームズの株式を引き続き保有し続けることを求めて米当局の対米外国投資委員会(CFIUS)と交渉していることが分かった。事情に詳しい複数の関係筋が明らかにした。

同筋によると、交渉は昨年下半期から続いている。テンセントに対して米企業株式の売却を命じる権限を持つCFIUSは、エピック・ゲームズとライアットゲームズのユーザー個人情報取り扱い状況が国家安全保障リスクに当たるかどうかを調べているという。

テンセントは人気ゲーム「フォートナイト」の開発元であるエピック・ゲームズの株式を40%保有。人気ゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」の開発元であるライアットゲームズについては2011年に過半株式を取得し、残りを15年に買収した。

関係筋によると、テンセントは株式保有維持を目指し、リスク緩和措置を巡って交渉を進めている。

関係筋の1人によると、エピック・ゲームズはテンセントとはいかなるユーザー情報も共有していないという。

テンセント、エピック・ゲームズ、CFIUSはコメントを避けた。

ライアットゲームズの広報担当者は、自社はテンセントとは独立して運営されており、プレイヤー情報保護のため「業界主導の慣行」を実践していると説明。CFIUSとの交渉についてはコメントしなかった。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

最近の急速なウォン安・円安、深刻な懸念共有=日韓対

ワールド

米戦略石油備蓄の第1弾、来週末までに供給 8600

ビジネス

日立とGEベルノバ、東南アジアで小型モジュール炉導

ワールド

米商務省、AI半導体輸出の新規則案を撤回 公表から
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 2
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切りは常軌を逸している」その怒りの理由
  • 3
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革命をもたらす「新世代ドローン」とは?
  • 4
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 7
    イラン攻撃のさなか、トランプが行った「執務室の祈…
  • 8
    「イラン送りにすべき...」トランプ孫娘、警護隊引き…
  • 9
    『ある日、家族が死刑囚になって』を考えるヒントに…
  • 10
    ファラオが眠る王家の谷に残されていた「インド系言…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 6
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 8
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 9
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中