ニュース速報

ビジネス

米フォード、韓国SKとの契約巡り米ITCの批判に反論

2021年03月08日(月)14時37分

 3月5日、米フォード・モーターは5日、韓国の電気自動車(EV)用電池大手SKイノベーションとの契約に関する米国際貿易委員会(ITC)の批判に反論した。写真はフォードのロゴ。ブリュッセルで昨年1月撮影(2021年 ロイター/Francois Lenoir)

[ワシントン 5日 ロイター] - 米フォード・モーターは5日、韓国の電気自動車(EV)用電池大手SKイノベーションとの契約に関する米国際貿易委員会(ITC)の批判に反論した。

ITCは、SKイノベーションが同業のLG化学の企業秘密を不正流用したとの証拠が明らかになった後も、フォードがSKイノベーションとの新たな契約を模索したとして同社を批判した。

一方、フォードは「不正行為が表面化するよりも前に、SKイノベーションに関わる3つのバッテリープログラムにコミットしていた」と反論した。

ITCからのコメントは現時点で得られていない。

米テスラやゼネラル・モーターズ(GM)などにEV用電池を供給するLG化学は、2019年に訴えを起こし、SKによる企業秘密の窃盗を理由に、同社が米国内で電池を生産したり、電池生産に不可欠な部品を輸入するのを禁止するよう求めた。SKイノベーションは不正を否定していた。

ITCは先月、LG化学の主張を認め、SKイノベーション側に対し、関連製品の米国への輸入を10年間禁止する排除命令を出した。

ITCは、LG化学の主張を認めた一方で、SKイノベーション側は顧客のフォード・モーター向けに4年間、独フォルクスワーゲン向けに2年間の製品供給を続けられるとした。

一方、ITCは4日に公表した意見書で、SKイノベーションの不正が発覚した後もフォードが同社とのビジネスを続けようとしたと批判。「SKの過ち同様、SKの企業秘密の不正行為を踏まえた上でビジネス関係を深めようとしたフォードなどにも責任がある」と指摘した。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イラン、レバノン攻撃継続なら停戦離脱も トランプ氏

ワールド

ホルムズ通過の安全確保に懸念、大手海運各社 再開に

ワールド

トランプ氏、体制変更後のイランと制裁緩和を協議 武

ビジネス

米デルタ航空、燃料急騰が業績圧迫 業界再編の可能性
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで代用した少女たちから10年、アジア初の普遍的支援へ
  • 2
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 3
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命防衛隊と消耗戦に
  • 4
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの…
  • 5
    キッチンスポンジ使用の思いがけない環境負荷...マイ…
  • 6
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 7
    高学力の男女で見ても、日本の男女の年収格差は世界…
  • 8
    アメリカとイランが2週間の停戦で合意...ホルムズ海…
  • 9
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 10
    【後編】BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 4
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 5
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 6
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 7
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 8
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 9
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 10
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中