ニュース速報

ビジネス

米住宅建設業者指数、1月は低下 コロナ感染拡大など重し

2021年01月21日(木)01時58分

全米住宅建設業者協会(NAHB)が20日に発表した1月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は83と、昨年12月の86から低下した。サウスカロライナ州ヨーク郡で昨年2月撮影(2021年 ロイター/LUCAS JACKSON)

[ワシントン 20日 ロイター] - 全米住宅建設業者協会(NAHB)が20日に発表した1月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は83と、昨年12月の86から低下した。市場予想は横ばいだった。新型コロナウイルス感染者数の急増や、木材価格の高止まりが重しとなった。ただ、住宅ローン金利が過去最低水準にあることが住宅市場を下支えし続けている。

住宅建設業者指数は、50が改善と悪化の分岐点となる。指数は昨年11月に過去最高となる90をつけた。

NAHBのフォーク会長は「住宅需要は底堅く住宅ローン金利は低いが、購入者は物件の少なさに直面しており、家が買いにくい状況が悪化している」と述べた。「建設業者は、木材やその他の建材費用に関連した制約や、手ごろな用地・労働力の不足など、供給面での制約に苦戦している。納品が遅れ、住宅価格に上昇圧力がかかっている」と話した。

新型コロナ危機により企業が在宅勤務を容認していることや、学校がオンライン授業に移行しているのを背景に、人々が郊外や人口の少ない地域に移っている。労働力人口の約23.7%が在宅勤務をしている。低い住宅ローン金利も追い風と成り、住宅需要を押し上げている。

新型コロナにより、米経済は昨年2月に景気後退(リセッション)局面に入った。打撃を受けた人は低賃金労働者に偏っている。新型コロナ感染の再拡大により、建設現場の労働力も不足している。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、米国の30年固定住宅ローン金利は平均約2.79%となっている。

向こう6カ月間の住宅販売予測指数は83と、昨年12月から2ポイント低下。現況販売指数は90と、12月から2ポイント低下。潜在的な住宅購入者の見方を示す指数は68となり、5ポイント低下した。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国軍事演習は「国際的な台湾支援への対抗」、台湾当

ワールド

日本との関係、対中関係と同じくらい重要=韓国大統領

ワールド

米下院委員会、自動運転の普及促す法案審議へ 州独自

ワールド

中国外相、年初のアフリカ歴訪開始 戦略的に重要な東
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    日本も他人事じゃない? デジタル先進国デンマークが「手紙配達」をやめた理由
  • 4
    「見ないで!」お風呂に閉じこもる姉妹...警告を無視…
  • 5
    トランプがベネズエラで大幅に書き換えた「モンロー…
  • 6
    「悪夢だ...」バリ島のホテルのトイレで「まさかの事…
  • 7
    若者の17%が就職できない?...中国の最新統計が示し…
  • 8
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 9
    砂漠化率77%...中国の「最新技術」はモンゴルの遊牧…
  • 10
    衛星画像で見る「消し炭」の軍事施設...ベネズエラで…
  • 1
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 2
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙」は抑止かそれとも無能?
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 5
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 6
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 7
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 10
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中