ニュース速報

ビジネス

ペトロブラス、第3四半期は予想外の赤字 特別費用の計上響く

2020年10月29日(木)10時29分

ブラジルの国営石油会社ペトロブラスの第3・四半期決算は、燃料・石油収入の回復を背景に営業利益が増加したものの、多額の特別費用を計上したことから予想外の赤字となった。写真は同社のロゴ。2019年10月16日にリオデジャネイロで撮影。(2020年 ロイター/Sergio Moraes)

[リオデジャネイロ 28日 ロイター] - ブラジルの国営石油会社ペトロブラスの第3・四半期決算は、燃料・石油収入の回復を背景に営業利益が増加したものの、多額の特別費用を計上したことから予想外の赤字となった。

証券取引所への提出文書によると、純損益は15億4600万レアル(2億7500万ドル)の赤字。特別項目調整後の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は334億レアルで、リフィニティブがまとめた市場予想(297億レアル)を上回った。

特別項目には、税金を巡る2州の政府との係争の和解金19億レアルや、大規模な債券買い戻し計画が含まれる。また、レアルの対ドル相場下落が一部損失の拡大につながったという。

同社は、特別項目を除くベースでは純利益は32億レアルになっていたとしている。これはリフィニティブの市場予想7億3600万レアルを大幅に上回る水準。

第3・四半期は、ガソリンやディーゼル燃料の販売が大きく伸びるなどプラスの要因もあった。純売上高は707億レアルで、前期比39%増加した。

同社は「ディーゼルとガソリンの販売回復は際立っている。これらの製品は第2・四半期に新型コロナウイルスの影響をかなり受けた。回復は販売量と価格面の双方で、われわれのポートフォリオの中で最も強かった」とした。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米12月小売売上高、前月比横ばい 個人消費の鈍化示

ビジネス

米雇用コスト、第4四半期は前年比3.4%上昇 4年

ビジネス

米輸入物価、25年12月は前月比0.1%上昇 前年

ビジネス

中国人民銀、内需拡大へ金融支援強化へ 過剰生産と消
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 2
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...周囲を気にしない「迷惑行為」が撮影される
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    崖が住居の目の前まで迫り、住宅が傾く...シチリア島…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本の…
  • 7
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を…
  • 8
    衆院選で吹き荒れた「サナエ旋風」を海外有識者たち…
  • 9
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 10
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 1
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 5
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 9
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 10
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中