ニュース速報

ビジネス

ソフトバンクとKDDIが格安ブランドで新料金、政府要請に対応

2020年10月28日(水)11時18分

ソフトバンク <9434.T>とKDDI <9433.T>は28日、傘下の格安ブランドを通じた携帯電話料金の新プランをそれぞれ発表した。写真は国際会議の画面に映し出されたソフトバンクのロゴ。2017年7月20日に撮影。(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 28日 ロイター] - ソフトバンク <9434.T>とKDDI <9433.T>は28日、傘下の格安ブランドを通じた携帯電話料金の新プランをそれぞれ発表した。料金引き下げを看板政策に掲げる菅義偉政権の要請に対応した。ソフトバンクは他の携帯電話会社へ乗り換える際の手数料をすべて廃止することも決めた。

ソフトバンクはワイモバイルに、KDDIはUQモバイルにそれぞれデータ容量20ギガバイトの新プランを新設する。ワイモバイルは月額4480円で12月に、UQモバイルは3980円で来年2月以降に開始する。いずれも税抜き。

KDDIは発表文の中で、「政府の要請を踏まえ、国際的に比較しても遜色のない料金水準」としている。

ソフトバンクは、携帯電話の乗り換え料金を来春をめどに無料化することも発表した。同じ番号のまま別の携帯会社へ移行する際、現在は転出元に3000円の手数料を支払う。

総務省が前日、インターネット上で手続きをした際に無料化する方針を示したが、ソフトバンクは店頭やコールセンターの場合もゼロ円とする。

(田中志保、久保信博 編集 橋本浩)

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

三菱重、今期の受注高見通し6.1兆円に上積み エナ

ビジネス

三菱重、国内の陸上風力発電設備事業売却へJパワーと

ワールド

トランプ米政権、造船業・海上物流巡り中国と交渉へ

ワールド

高市首相、プライマリーバランス黒字化「数年単位で確
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 4
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 5
    「これは困るよ...」結婚式当日にフォトグラファーの…
  • 6
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 7
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 8
    NY市長に「社会主義」候補当選、マムダニ・ショック…
  • 9
    「なんだコイツ!」網戸の工事中に「まさかの巨大生…
  • 10
    【銘柄】元・東芝のキオクシアHD...生成AIで急上昇し…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 6
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 9
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 10
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中