ニュース速報

ビジネス

英、雇用支援の規模縮小 財務相「全ての雇用救えず」

2020年09月25日(金)00時03分

英国のスナク財務相は24日、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた労働者に向け新たな雇用支援策を行うと発表した(2020年 ロイター/JOHN SIBLEY)

[ロンドン 24日 ロイター] - 英国のスナク財務相は24日、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた労働者に向け新たな雇用支援策を行うと発表した。休業者のための給与支援措置が10月末で期限切れとなる中、労働者への支援を続けるものの規模は縮小されるとした。

新たな支援の対象となるのは、雇用主が所定労働時間の最低3分の1を雇う労働者に限られる。非労働時間については、雇用主が所定内給与の3分の1を支払う場合、政府も月698ポンド(890ドル)を上限に3分の1を支払う。支援期間は6カ月間。

スナク氏は議会で「政府は働く人々の賃金を直接支援し、需要の低迷に直面している企業に対し、余剰人員を抱えるのではなく、短時間の雇用を維持するという選択肢を与えることになる」と表明。同時に「全ての企業を救うことはできないし、全ての雇用を救うこともできない」と認めた。

英財政研究所のポール・ジョンソン所長は、現行の給与支援策と比べて今回の措置はかなり見劣りするとした上で「今後数カ月間で多くの雇用が失われるだろう」と警告した。

スナク財務相は、企業のローン返済延長や接客業の減税打ち切り延期などの対策も明らかにした。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日経平均は続落で寄り付く、原油高で 半導体関連が大

ビジネス

GM、ピックアップトラック増産へ ミシガン工場で稼

ビジネス

米関税、最大の打撃は米国の消費者と輸入業者に=EC

ワールド

フロリダ州、パームビーチ国際空港をトランプ氏にちな
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 4
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 5
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 6
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 7
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 8
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 9
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 10
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中