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英BP、2030年までに化石燃料生産40%削減 脱石油に舵

2020年08月04日(火)17時33分

 8月4日、英エネルギー大手BPは、国際石油資本(メジャー)から総合的なエネルギー会社に転換するための事業計画を発表、低炭素エネルギー向け投資を2030年まで年50億ドル拡大するとともに再生エネルギーによる発電量を50ギガワット(GW)に増やし、石油・ガス生産を2019年比で40%減らすとした。写真はクローテンで2017年10月撮影(2020年 ロイター/ARND WIEGMANN)

[ロンドン 4日 ロイター] - 英エネルギー大手BPは4日、国際石油資本(メジャー)から総合的なエネルギー会社に転換するための事業計画を発表、低炭素エネルギー向け投資を2030年まで年50億ドル拡大するとともに再生エネルギーによる発電量を50ギガワット(GW)に増やし、石油・ガス生産を2019年比で40%減らすとした。

再生エネルギー、バイオエネルギー、二酸化炭素(CO2)の回収・貯留技術の各分野に進出し、予算の大部分を2025年までに支出する。

石油・天然ガスの生産量は2019年比で少なくとも日量100万石油換算バレル(BOE)減らす見通し。新たな国での石油・ガス探査をやめる。

ロシアのエネルギー会社ロスネフチ株19.75%の保有は維持する方針を示した。

今回の発表は、9月に発表する予定の事業戦略の一部となる。

ロイター
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