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クロアチアとブルガリア、ユーロ導入へERM2加盟の公算=関係筋

2020年07月09日(木)20時00分

 関係筋によると、ユーロ圏当局者はクロアチアとブルガリアが単一通貨ユーロ導入の準備段階となる欧州為替相場メカニズム2(ERM2)に加盟することを認める見込み。写真はユーロ紙幣。ワルシャワで2012年2月撮影(2020年 ロイター/Kacper Pempel)

[ブリュッセル 9日 ロイター] - ユーロ圏当局者はクロアチアとブルガリアが単一通貨ユーロ導入の準備段階となる欧州為替相場メカニズム2(ERM2)に加盟することを認める見込み。関係筋がロイターに明らかにした。

関係筋によると、9日のユーロ圏財務相会合と10日の欧州連合(EU)財務相理事会で同意が得られれば、直ちに決定される。市場の混乱を避けるため取引時間外に発表する方針で、今週末になる公算が大きいという。

同筋はこれから数時間でまだ細部を詰める必要があるため発表が来週にずれ込む可能性があるが、ERM2への加入が覆ることは恐らくないとの見方を示した。

ERM2に加盟後、ユーロが導入されるのは最短で2023年。ユーロ加盟は2015年のリトアニア以来となる。

ロイター
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