ニュース速報

ビジネス

アジア株式市場サマリー(25日)

2020年05月25日(月)20時09分

[ 25日 ロイター] - 中国株式市場は上昇して引けた。消費関連株が値を上げた。ただ、米中間の緊張の高まりが上値を抑えた。

深セン総合指数<.SZSC>は0.09%安。創業板(チャイネクスト)総合指数<.CNT>は0.279%高。

国金証券のアナリストは、中国が年内の雇用確保に向け内需を拡大するため内需関連のセクターが恩恵を受ける、とのリポートを出した。

香港株式市場も反転上昇して引けた。中国による一段の景気刺激策に対する期待を背景に、IT関連や消費関連株が上昇をけん引した。

前場は国家安全法の制定や米中関係の悪化を巡る懸念から下落していた。

ソウル株式市場は反発して引けた。中国政府による香港の統制強化を定める「国家安全法」をめぐって米中間の緊張が高まっているものの、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた封鎖措置が世界各地で緩和され、景気回復が促進されることへの期待が高まった。

ケープ投資証券のアナリストは、米中関係をめぐる警戒感を、新型コロナウイルス用のワクチンや景気刺激策に対する期待感が相殺したとし、「非接触型サービス」に関連した大型株が指数を押し上げたと述べた。

メッセージアプリの韓国最大手カカオ<035720.KS>は8.5%高。感染拡大に伴い、オンライン決済や電子商取引などの非接触型サービスの需要が高まっていることが好感された。

海外勢は1421億ウォン(約1億1427万ドル)相当の売り越し。

シドニー株式市場は反発。米中間でくすぶる緊張よりも、新型コロナウイルス感染拡大を受けた封鎖措置が世界各地で緩和され、景気回復を促すとの期待の方が強かった。

割賦払いシステムを手掛ける新興企業アフターペイが9%高と、過去最高値まで上昇したことが寄与した。

4月のオーストラリアの貿易統計(速報値)も株価を支援した。輸出全体は減少したものの、鉄鉱石やガスを中心とする資源商品(コモディティー)の需要が引き続き堅調だった。

ANZのアナリストは「4月の貿易収支の速報値は3月から急減したものの、黒字幅は依然として極めて力強い」と指摘した。

主要セクターは軒並み上昇し、1ー3.6%高。ハイテク株指数<.AXIJ>は、アフターペイの急騰を背景に3カ月ぶり高値を付けた。

旅行レジャー関連のフライト・センター・トラベルやウェブジェットがそれぞれ約16%上昇した。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

アングル:自動運転車の開発競争、老舗メーカーとエヌ

ワールド

米、ガザ統治「平和評議会」のメンバー発表 ルビオ氏

ビジネス

米国株式市場=横ばい、週間では3指数とも下落 金融

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、ハセット氏のFRB議長起用
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 2
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手がベネズエラ投資に慎重な理由
  • 3
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 4
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 5
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 6
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 7
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 8
    イランの大規模デモ弾圧を可能にした中国の監視技術─…
  • 9
    日中関係悪化は日本の経済、企業にどれほどの影響を…
  • 10
    122兆円の予算案の行方...なぜ高市首相は「積極財政…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 4
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 5
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 8
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 9
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 10
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中