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豪カンタス、シドニー―北京線の廃止前倒しを検討=CEO

豪カンタス航空のアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は1月29日、中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が同航空の業績に及ぼす影響について、まだ数値で示すのは尚早とした上で、シドニーと北京を結ぶ路線を予定よりも早期に廃止するかどうか検討していると述べた。メルボルン国際空港で2018年11月撮影(2020年 ロイター/Phil Noble)
[シドニー 29日 ロイター] - 豪カンタス航空
同航空は昨年11月、中国の航空会社との競争激化や、ビジネスクラスの需要低迷を理由に、採算が悪化しているシドニー─北京線を廃止する方針を明らかにした。
CEOは「廃止を前倒しするか、従来の予定時期に廃止するのかを含め、検討しているところだ」と語った。クイーンズランド州のパイロット訓練学校の開校に際して記者団に述べた。ロイターはその原稿を入手した。
CEOは、2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行では、6─8カ月で5500万豪ドル(約3760万米ドル)の利益が失われたと指摘。一部の国際線の輸送能力削減も迫られた、としている。
UBSのアナリストは28日、新型肺炎の影響で旅客数がどの程度減少するかによって、カンタスは2021年度に2億0400万─5億1300万豪ドルの利益が押し下げられるとの試算を示した。