ニュース速報

ビジネス

日経平均は続落、円高など警戒し安値引け

2019年12月30日(月)16時01分

12月30日、東京株式市場で日経平均は続落した。中東や北朝鮮の情勢など地政学リスクが気にされた一方、外為市場でドル/円が円高に振れたことも重しとなった。東京証券取引所で撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 30日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。中東や北朝鮮の情勢など地政学リスクが気にされた一方、外為市場でドル/円が円高に振れたことも重しとなった。あすから、年末年始で6日間休場となることから、休み中のイベントを警戒するムードもあり、終始模様眺めの展開に。中盤以降は下げ渋ったものの、大引けにかけて売り直され安値引けとなり、2019年の日経平均は2万3656円62銭で終了した。

市場では「休みの間に、中国PMI、米ISM製造業指数の発表などイベントが消化されるため、きょうは身動きが取れない」(キャピタル・パートナーズ証券・チーフマーケットアナリストの倉持宏朗氏)、「先高期待はあっても、無理に年末年始の休み中に買い持ちしようとする動きはなく、全体的に見送られている。『株を枕に年越し』というムードはまったくない」(国内証券)などの声が聞かれる。

TOPIXは、0.68%安で終了。東証33業種では、鉱業を除く32業種が値下がりした。東証1部の売買代金は、1兆4338億2900万円と薄商い。個別では、ソニー<6758.T>など主力輸出関連株に安い銘柄が目立つ。半面、パルコ<8251.T>がTOB価格にサヤ寄せする形で続騰した。

東証1部の騰落数は、値上がり542銘柄に対し、値下がりが1541銘柄、変わらずが78銘柄だった。

<日経平均、年間では18.19%上昇>

なお、2019年の日経平均は、1月4日の大発会は波乱商状で始まり、立ち会い時間ベースのこの年の安値1万9241円37銭を記録。高値は12月17日の2万4091円12銭で、2019年大納会の終値と比較した年間の上昇率は18.19%だった。

一方、TOPIXも立ち会い時間ベースの安値は大発会に付けた1747.20。高値は12月17日の1747.48で、年間騰落率は15.21%の上昇にとどまった。市場では「日経平均とTOPIXの動きに差が出たのは、年の後半に上昇を加速させた主力の輸出関連株に対し、銀行株をはじめ内需大型株の出遅れが目立ったことが大きい」(SBI証券・シニアマーケットアドバイザーの雨宮京子氏)との声が聞かれる。

日経平均<.N225>

終値      23656.62 -181.10

寄り付き    23770.93

安値/高値   23656.62─23782.49

TOPIX<.TOPX>

終値       1721.36 -11.82

寄り付き     1727.39

安値/高値    1718.17─1727.85

東証出来高(万株) 79662

東証売買代金(億円) 14338.29

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イスラエル、レバノン首都南郊空爆 ヒズボラのロケッ

ワールド

インド、「ガス不足で冷静な対応を」 消費者にエネル

ワールド

トルコ大統領、イラン戦争の停止訴え 「中東全体が火

ワールド

高市首相、米議会での演説見送り 米側から提案
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 2
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃に支持が広がるのか
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 7
    「邪悪な魔女」はアメリカの歴史そのもの...歌と魔法…
  • 8
    イランがドバイ国際空港にドローン攻撃...爆発の瞬間…
  • 9
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 10
    ホルムズ封鎖で中国動く、イランと直接協議へ
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 5
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 6
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 7
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 10
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中