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インド、EUとのFTA交渉に支持表明 RCEP参加見送り後

11月5日、インドのゴヤル商工相は、欧州連合(EU)と自由貿易協定(FTA)締結に向けた協議を行うべきだとの見解を示した。写真はダボス会議に出席したゴヤル氏。2018年1月23日撮影(2019年 ロイター/Denis Balibouse)
[ニューデリー 5日 ロイター] - インドのゴヤル商工相は5日、欧州連合(EU)と自由貿易協定(FTA)締結に向けた協議を行うべきだとの見解を示した。
インドは前日、中国が主導する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉で、市場アクセスを巡る懸念が解消せず、自国の農業、消費部門が影響を受けるとして参加を見送った。[nL3N27K3ER]
ゴヤル商工相は5日、EUとのFTAについて、宝飾品や繊維、農業セクターなどが推進していると指摘。
RCEPへの参加を見送った理由を説明する記者会見で「われわれは、EUとFTA(交渉)を行うべきだ」と述べた。
メルケル独首相も今月、FTA締結に向けた協議再開をインドに呼び掛けている。