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外国人材受け入れ制度改正、夏に基本的方向性示す=官房長官

2018年02月23日(金)11時01分

 2月23日、菅義偉官房長官は午前の会見で、深刻な人手不足に対応して、政府として専門的・技術的分野の外国人人材の受け入れを検討するタスクフォースを設置して制度改正を検討し、夏には基本的方向性を示す方針を明らかにした。写真は会見する同官房長官。昨年5月に首相官邸で撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 23日 ロイター] - 菅義偉官房長官は23日午前の会見で、深刻な人手不足に対応して、政府として専門的・技術的分野の外国人人材の受け入れを検討するタスクフォースを設置して制度改正を検討し、夏には基本的方向性を示す方針を明らかにした。同日に内閣官房副長官補を議長として関係各省庁によるタスクフォースを設置、第1回会合を開催し、在留期間の上限を前提として受け入れ拡大に向けた具体的な制度改正を議論する。

韓国による日本産水産物等の輸入規制に関し、22日(ジュネーブ時間)、WTO協定に基づくパネル(紛争解決小委員会)の報告書が公表され、その中で韓国の輸入規制がWTO協定違反であるとして、韓国に対し措置の是正を求めた。

これについて同官房長官は、日本のこれまでの主張が認められたとし、「この判断を歓迎するとともに、今回の報告書を受け、輸入規制措置を韓国が誠実かつ速やかに是正することを求める」とした。「同時に福島第一原発事故を理由として日本産食品の輸入規制措置を行っている国・地域に対し、撤廃に向けて働きかけを強化していきたい」との考えを示した。

江崎鉄磨沖縄北方担当相が軽い脳梗塞で検査入院していることについて、公務への復帰は状況をみて判断するとしたうえで、「一過性脳虚血性発作との診察だ。もうしばらく療養が必要。容態は順調に回復しており来週はじめには退院できると聞いている」と述べた。

ロイター
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