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ユーロ上昇、タカ派的なECB議事要旨受け=NY市場

2018年01月12日(金)06時49分

 1月11日、終盤のニューヨーク外為市場で、ユーロがドルに対して上昇。写真はユーロとドルの紙幣、2015年3月撮影(2018年 ロイター/Heinz-Peter Bader)

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場で、ユーロがドルに対して上昇。昨年12月の欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨で、ECBが今年初めに政策メッセージの微調整に着手する可能性が浮上したことに反応した。

議事要旨では「金融政策姿勢や、政策方針(フォワードガイダンス)のさまざまな次元に関わる文言について、来る年(2018年)の初めに再検討を加える可能性がある」と指摘。意思伝達を緩やかに進化させる必要があるという見方を広く共有したことが明らかとなった。

ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツ(トロント)の市場戦略ディレクター、カール・シャモタ氏は「議事要旨は一段とタカ派的で、ECBが非標準的政策の解除を進めるなか、フォワードガイダンスの運用方法を巡り、一層踏み込んだ内容だった」とした上で、市場はこうしたメッセージを待ち望んでいたと述べた。

ユーロ/ドルは0.77%高の1.2037ドル。約2カ月ぶりの大幅な値上がりとなる勢い。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.5%安の91.869。一時約1週間ぶり安値となる91.787をつけた。

経済指標では、12月の卸売物価指数(PPI)が総合で前月比0.1%下落した。マイナスになるのは16年8月以来、1年4カ月ぶり。インフレの伸びの抑制が続けば、連邦準備理事会(FRB)は利上げに一段と慎重になる可能性がある。統計を受けドルは下げ幅を拡大した。

カナダドルは対ドルで値を戻す展開。中銀が来週利上げする可能性や北米自由貿易協定(NAFTA)を巡る思惑などを織り込む動きとなった。

仮想通貨ビットコインは11.5%安の1万3185ドル。韓国の朴相基(パク・サンギ)法相が仮想通貨の取引所取引を禁止する法案を準備していると表明したことが嫌気された。

ドル/円 NY午後4時 111.20/111.23

始値 111.61

高値 111.76

安値 111.05

ユーロ/ドル NY午後4時 1.2029/1.2033

始値 1.1942

高値 1.2059

安値 1.1937

(表はロイターデータに基づいています)

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