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ユーロ加盟国格下げも、大衆迎合主義政党勝てば=フィッチ
2016年11月22日(火)03時01分

11月21日、フィッチはユーロ加盟国の格付けについて、大衆迎合主義的な政党が勝利すれば格下げにつながる可能性があるとの見解を示した。写真はユーロ硬貨。ゼニツァで昨年5月撮影(2016年 ロイター/Dado Ruvic)
[ロンドン 21日 ロイター] - 格付け会社フィッチ・レーティングスは21日、ユーロ加盟国の格付けについて、選挙で大衆迎合主義的な政党が勝利すれば格下げにつながる可能性があるとの見解を示した。
フィッチは大衆迎合主義の台頭に関する報告書で「国際貿易に閉鎖的になれば、中期的な成長率が軟調になるリスクが出てくる」とし、「通貨同盟に加入するなどして国際社会に高度に組み込まれている国では、大衆迎合主義の台頭による経済・財政的なコストは非常に高くなり、そのような状況下では格付けが引き下げられる公算がある」とした。
ただ、フィッチは具体的な国名は挙げていない。
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