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大手百貨店4社、1月売上高はまちまち 訪日客需要は好調

2016年02月01日(月)19時34分

 2月1日、大手百貨店4社がに発表した1月の売上高速報は、2社が増収、2社が減収とまちまちとなった。化粧品などを中心に、訪日外国人によるインバウンド需要は好調に推移している。銀座で2014年11月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 1日 ロイター] - 大手百貨店4社が1日に発表した1月の売上高速報は、2社が増収、2社が減収とまちまちとなった。化粧品などを中心に、訪日外国人によるインバウンド需要は好調に推移している。

大丸・松坂屋を運営するJ.フロント リテイリング<3086.T>は前年同月比3.5%減、三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>は同1.1%減、高島屋<8233.T>は同0.5%増、そごう・西武は同0.1%増となった。

ただ、三越伊勢丹は一部店舗で初売りを1日遅らせたことで営業日数が減少したことによるもの、Jフロントは大阪心斎橋店の本館建て替えのために閉店した影響による影響が大きかった。

各社ともにインバウンドは好調。三越伊勢丹では、免税売上高が前年比2倍以上に拡大した店舗が函館や仙台、高松、新潟など地方に広がっており「リピーターが増えたことで、地方でも売上げが伸びている」としている。

(清水律子)

ロイター
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