ニュース速報

日経平均は小幅続伸、薄商い 関心は米雇用統計へ 

2019年07月02日(火)15時29分

[東京 2日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に続伸した。前日に454円高と大きく上昇した反動で、朝方は利益確定売りが先行したものの、米株高や為替の落ち着きなど良好な外部環境を背景にプラスに転じた。その後は国内に手掛かり材料が乏しく、午後にかけて小幅高の水準で小動きが続いた。

東証1部の売買代金は2兆円を割り込み薄商い。米中首脳会談など重要イベントを通過し、投資家の関心は米雇用統計や日米の決算発表などに移行しつつある。

市場からは、CTA(商品投資顧問業者)の日経平均先物のショートポジションは6月7日のピーク比で90%強が巻き戻され、ポジションはフラットに近づいたとの観測が出ている。「上昇トレンドを維持すれば少しづつロングの方に傾けてくるだろうが、ここから先は数百円上昇するような買い戻しは期待できない」(野村証券のクロスアセット・ストラテジスト、高田将成氏)とし、今後の日経平均の動きはグローバルマクロやロング・ショートなど「裁量系プレーヤー」に委ねられたという。

TOPIXも小幅続伸。東証33業種では、海運、卸売、保険などが値上がり率上位にランクイン。半面、鉱業、石油・石炭、化学などが軟調だった。

米雇用統計については「悪くないほうが経済全体としてはいいが、今度の雇用統計に関しては低調な数字の方が利下げ観測が補強され株式市場にプラスとなる」(あかつき証券の投資調査部長、藤井知明氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、システムインテグレータ<3826.T>が大幅高。1日に発表した2019年3―8月期単体業績予想の上方修正を好感した。営業利益予想は1億4000万円から2億円に引き上げた。主力事業が計画を上回って推移しているほか、大型開発案件が当初計画より前倒しでスタートしている。

SCREENホールディングス<7735.T>は続伸し4.5%高で取引を終了。ゴールドマン・サックス証券が1日付レポートで投資判断を「中立」から「買い」に引き上げたことなどが材料視された。

東証1部の騰落数は、値上がり1429銘柄に対し、値下がりが628銘柄、変わらずが92銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      21754.27 +24.30

寄り付き    21699.43

安値/高値   21697.31─21784.22

TOPIX<.TOPX>

終値       1589.84 +4.99

寄り付き     1584.72

安値/高値    1583.96─1590.79

東証出来高(万株) 100203

東証売買代金(億円) 18938.82

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

アングル:欧州で若者向け住宅購入の新ビジネス、価格

ワールド

焦点:道半ばの中国「社会保険改革」、企業にも個人に

ワールド

昨年の関税合意実施を米と確認、日本が不利にならない

ビジネス

米国株式市場=続落、ダウ453ドル安 原油高と雇用
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だったはずの中国が、不気味なまでに静かな理由
  • 2
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示さない
  • 3
    10歳少女がライオンに激しく襲われる...中国の動物園で撮影された「恐怖の瞬間」映像にネット震撼
  • 4
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 5
    「みんな一斉に手を挙げて...」中国の航空会社のフラ…
  • 6
    「巨大な水柱に飲み込まれる...」米海軍がインド洋で…
  • 7
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 8
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 9
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 10
    【WBC】侍ジャパン、大谷翔平人気が引き起こした球場…
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 5
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 10
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中